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ギリシャ屋ミルストーン ギリシャ産オリーブオイルなどの販売「ミルストーン」。

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オリーブオイル 最高級とは?

オリーブオイル 最高級とは?

 

 

2020年最初のコラムとなります。

 

「健康的なオイル」として人気のオリーブオイル。
多くの皆様が日々使われているのではないでしょうか?

 

 

 

 

このオリーブオイル、その人気を反映して皆さんの周りでも色々な
お店で、たくさんのブランドの、様々な種類の商品が販売されて
いると思います。


この「氾濫している」とも言える商品の中には「オリーブオイルは
健康的なオイル」と言われて人気が出ているにもかかわらず、
その品質レベルが大変怪しい商品もかなりの比率で存在します。
このことについては、既に私の多くのコラムでお話しさせて頂いた
通りです。

 

 

【参考】

人気のオリーブオイル? だが、誤解も大きい!」
 ☛https://olivemillstone.jp/blog/5381

「オリーブオイルとは? TV番組はどう伝える?」
 ☛https://olivemillstone.jp/blog/5498

『健康効果を期待するなら「本物」のオリーブオイルを選ぼう!』
 ☛https://olivemillstone.jp/blog/1695

「日本では貴重!本物のオリーブオイルの見分け方をマスターしよう!」
 ☛https://olivemillstone.jp/blog/1709

「オリーブオイルの品質基準、世界と日本で大きなギャップ! 
 -これを知る事が「本物」探しのスタート」
 ☛https://olivemillstone.jp/blog/5664

 

新年の最初のこのコラムでは、この怪しげな品質の商品の話では
なく「最高級のオリーブオイル」ということに焦点を当てて、
お話ししてみたいと思います。

 

 

 

 

当たり前の事ですが「最高級」という言葉の意味は「あるものの
種類の中で、トップクラスのもの」ということです。
トップクラスかどうかを判断するためには、それを評価する
基準(ものさし)が何であるかが重要になります。

 

 

今回は、世の中に数多く氾濫しているオリーブオイルの中で
「最高級」のものとはどんなものなのかについて、その評価基準
についても触れながら、以下の内容で話を進めることにします。

 

 1、「エクストラバージンオリーブオイル」は最高級か?
 2、オリーブオイルの品質基準には、日本の国内基準

   世界で通用する国際基準の2種類が存在する。
 3、日本の国内基準と国際基準の違いは何か?
 4、最高級を極めるオリーブオイルとは?
 5、ギリシャ屋ミルストーンのオリーブオイルについて

 

 

 

 

1、「エクストラバージンオリーブオイル」は最高級か?

 

 

オリーブオイルを普段から使っておられる方は「最高級の
オリーブオイルは、エキストラバージンオリーブオイル」と言う
表現がすぐに頭に浮かんで来ると思います。

 

色々な料理関係の雑誌やネットでオリーブオイルについて調べる
と、この「最高級のオリーブオイルは、エキストラバージン
オリーブオイル」という表現がまるで「常識」であるかのように
使われています。あまり良くない表現でいうと「刷り込まれて」
います。

 

 

 

また、スーパーなどオリーブオイルが棚にたくさん並んでいる
ところへ行くと、主婦の方たちが「うちは最近、健康を気にして
エキストラバージンオリーブオイルに変えたの。」と話している
場面に私は頻繁に出くわすのですが、皆さんはいかがでしょうか?

 

 

さて、この「最高級のオリーブオイルは、エキストラバージン
オリーブオイル」と言う表現、定義は正しいのでしょうか?

 

私の答えは「何を基準(ものさし)にするかによって、間違い
とも、正しいとも言える。」ということになります。

 

 

こんななことを言うと「何をばかなことを言っているのか?
オリーブオイルの最高品質なものはエクストラバージンオリーブ
オイルと決まっているではないか?」「そんな答え方はあいまいで、さっぱり分からない。もっとシンプルにYes,Noを言って欲しい。」
と思われる方がほとんどではないかと思います。

 

 

「オリーブオイルの最高品質なものはエクストラバージンオリーブ
オイル」

 

 

実はこの表現での思い込みが、日本の市場に多くの偽物のオリーブ
オイルを氾濫させ、なかなか「本物のオリーブオイル」を手に
することが出来ていない事態の大きな原因の1つになっている
のです。

 

評価基準(ものさし)が何かも知らずに、表面的な名前だけで
「最高級のはず」と思い込むことは、ことオリーブオイルに
関しては、残念ながら大変危険なことなのです。

 

 

私が「何を基準(ものさし)にするかによって、間違いとも、
正しいとも言える。」と答えた意味は次の通りです。

 

①オリーブオイルの品質基準には、日本の国内基準と
 世界で通用する国際基準の2種類が存在し、この2つの
 レベルは全く違っていること。

 

②日本の国内基準をものさしにすると「最高級のオリーブオイルは、
 エキストラバージンオリーブオイル」とは言い切れないこと。

 

③世界で通用する国際基準をものさしにしてはじめて「最高級の
 オリーブオイルは、エキストラバージンオリーブオイル」と
 言い切れること。

 

 

品質基準が日本の国内基準をベースにするか、世界で通用する
国際基準をベースにするかで、エキストラバージンオリーブオイル
の評価は大きく分かれる、と言う事をまず頭に入れて欲しいです。

 

要は、この日本ではオリーブオイルについて、どの基準に基づいて
「エクストラバージンオリーブオイル」を論じるかによって、
そのエキストラバージンオリーブオイルが最高級なのか、そうで
ないまがいものなのかが分かれると言うことです。

 

「そんなことを突然言われても、混乱してさっぱりわからない。」
と思われた方も多いのではと推察します。

 

2つのレベルが大きく異なる基準(ものさし)の存在、その基準
により「エクストラバージンオリーブオイル」の評価が分かれて
しまうにもかかわらず「エクストラバージンオリーブオイル」と
書かれた商品名が氾濫してしまっているのがこの日本のオリーブ
オイル市場の現状です。

 

こんな市場の中で「最高級のオリーブオイル」というものを
見つけることは、簡単ではありません。

「エクストラバージンオリーブオイル」と言う商品名のみ眺め
「最高級のはずだ」と思い込んでいるだけでは、この問題は
さっぱり解明できず迷路にはまってしまうだけなのです。

 

以下ではまず、従来の「エクストラバージンオリーブオイル」
という先入観は脇に置き、そもそもオリーブオイルの品質を
評価している2つの品質基準(ものさし)がどんなものなのか
について知っていただくことから始め、次にこの2つの品質基準
をものさしとした「エクストラバージンオリーブオイル」が
どんなに違うものなのかを知っていただければと思います。

 

 

 

 

2、オリーブオイルの品質基準には、日本の国内基準
 と世界で通用する国際基準の2種類が存在する。

 

 

日本では、1908年に小豆島などに試験的にオリーブの木が
植えられ1910年代からやっと生産が始まりました。今から
約110年前です。

 

実際に一般家庭でオリーブオイルが使われるようになりだしたのは、
かなり後の昭和の最後から平成の始めのころの「バブル期」に
イタリアンなどのレストランが人気となり、その後家庭でパスタ
などが作られる様になったころからだと思います。
たかだか30年前のことです。

さらに、最近のオリーブオイル人気の盛り上がりは、「地中海式
食事法」とその中心的役割を果たす「健康オイル」としての
オリーブオイルの紹介が盛んに行われるようになったことが
きっかけでした。特に7年前の以下のイベントから火が着いた?

「2013年に、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)は地中海式食事法を、フランス、モロッコ、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、キプロス、クロアチアの無形文化遺産として登録しました。」

 

日本や我々一般人のオリーブオイルとのかかわりは、とても浅い
という事は皆さんにも理解して頂けると思います。

 


こんな日本では、オリーブオイルの品質基準そのものについて
多くの消費者が知らず、またあまり興味も持っていないと思います。「日本の食文化はレベルが高いので、日本の基準をクリアし販売
されているのだから何の問題も無いはず。」程度の認識の方が
ほとんどなのではないかと思います。

 

 

それでは、日本でオリーブオイルの品質の基準となっているのは
何なのでしょうか?

 

 

それは、農林水産庁が規定しているJAS法と呼ばれている
農産物に関する法律です。

 

 

 

 

一方、国際基準とはどんなものなのでしょうか?

 

そもそもオリーブオイルは地中海沿岸を中心に、古代ギリシャ
時代の昔からヨーロッパや中東で盛んに使われてきた農産物で
その役割は「油」や「調味料」などの狭い役割だけではなく、
その自然に備わった健康成分により薬として、また時には化粧品
として、さらにはその幅広い効能のため「神への捧げもの」と
しての役割も持っていました。

 

時代の流れ、近代化の流れの中、こんなオリーブオイルにも
生産効率やコストに重点を置いた「まがいもの」が作られる
様になってきました。精製オリーブオイルという、安い品質の
悪い原料を、化学合成の力により「それらしく」見せて、
「それなりの値段」で売るオリーブオイルの誕生です。
(私は勝手に「錬金術オリーブオイル」と呼んでいます。)

 

歴史的にオリーブオイルの力や役割を充分に知っている
ヨーロッパや中東のオリーブオイル生産者たちは、昔ながらの
幅広い効能を持ったオリーブオイルの品質を守るために、
「オリーブオイルの品質基準」を作る協議会を作り、オリーブ
オイルの品質に関する世界で唯一の「オリーブオイルの品質基準」
を作りました。

 

この協議会は「国際オリーブ協議会(IOC)」と称され、
世界のオリーブ生産国の97%が参加しています。
この国際基準は「IOCの国際基準」と呼ばれています。
  ※IOC:International Olive Council の略

 

 

IOC ロゴ

 

 

ちなみに、日本では小豆島などでわずかですがオリーブの生産
が行われていますが、IOCには参加していません。
従って、国としてオリーブオイルの品質基準としての
「IOCの国際基準」を採用しておらず、日本独自の基準を採用
しています。前述の「JAS法」のことです。

 

 

 

3、日本の国内基準と国際基準の違いは何か?

 

「オリーブオイルの品質に関し、日本では国内基準を適用し、
世界には国際基準が存在する。」

 

このように表現すると「へえ、そうなんですね?」で終わって
しまいそうです。

 

問題なのは、同じオリーブオイルの品質を評価するのに
この2つの品質基準があまりにもレベルが違うことが問題です。

 

最初に、この2つの基準の違いについての私のイメージを
示しておきます。

 

①基準の厳密度などレベルの違いは?
 国際基準を10とすると、国内基準は1以下

 

②対象物の評価結果についての合理性
 国際基準を10とすると、国内基準は1以下

 

③古代ギリシャ時代から連綿と続くオリーブオイル
 の自然に備わった力や歴史への敬意(私見ですが)
 国際基準を10とすると、国内基準はほぼゼロ
 (普通のサラダ油を「食用可能な油」と判定するのと
  ほぼ同等のレベルでしょうか?)

 

 

要は、

 

「同じ品質基準と言っても、ことオリーブオイルに関しては
この2つの品質基準は天と地、雲泥の差、白と黒、ほどの違い」

 

 

があると断言しておきます。

それでは、具体的にこの2つの品質基準の大きな違いについて
説明していくことにします。

 

 

 

 

3-1、「エクストラバージンオリーブオイル」についての定義

 

国内基準と国際基準の違いについて、簡単にまとめたのが
次の資料になります。まずは、目を通して下さい。

 

 

 

 

まず、国内基準についてのポイントの部分を以下説明します。

 

国内基準には「エクストラバージンオリーブオイル」と言う
 カテゴリもその品質についての定義もありません。

 2種類の分類とは「オリーブ油」と「精製オリーブ油」のみで、
 「エクストラバージン」の定義そのものが有りません。
 それなのに、市場には「エクストラバージンオリーブオイル」
 と書かれた商品が溢れているという不思議?どう思いますか?
 「エクストラバージン」という「ものさし」が無い基準に
 合格したので、商品名として「エクストラバージン」を勝手に
 名乗っている。日本では、この様なやり方は法律違反にはなり
 ません。


 

国内基準オリーブ油」の酸度は「2%以下」との規定
 しかないので、酸度2%程度のオリーブオイルを「エクストラ
 バージンオリーブオイル」と名乗っても問題にはなりません。

    ※酸度:酸化の度合い。この数字は小さいほど品質が優れている。

 

 オリーブオイルの国内品質基準を前提にすると、酸度が2%程度
 のオイルを、基準の中に定義の無い「エクストラバージン
 
オリーブオイル」と勝手に名乗っても問題が無いのです!
 国内品質基準(JAS法)は法律で、これを守りさえすれば
 日本では法律違反にはならないのです。

 

 

次に、国際基準準についてのポイントの部分を以下説明します。

 

国際基準では、オリーブオイルをその品質レベルにより
 9つにも分類し、その9つの中で最高品質」のオイルを
「エクストラバージンオリーブオイル」と規定している

 

国際基準では、最高品質のオリーブオイルである「エクストラ
 バージンオリーブオイル」の判定に、「化学検査」の結果酸度が
 0.8%以下である事を必要条件として求め、更に「官能検査」
 と言うオリーブオイルのプロのテイスターによる検査のクリアを
 と充分条件として規定している

 

ここまで説明して来ると、この3項の頭の部分で私が
「同じ品質基準と言っても、ことオリーブオイルに関しては
この2つの品質
基準は天と地、雲泥の差、白と黒、ほどの違い」
と表現した意味が分かって頂けると思います。

 

 

3-2、オリーブオイルの国際基準の日本での認知度について 

「最高級のオリーブオイルは、エキストラバージンオリーブ
オイル」と思い込んでいたのに、国内基準を前提に考えてみると
その品質が怪しくなってきたと思いますが、どうでしょうか?

「そうでもない」「良くわからない」と感じられた方には、

 

①もう一度戻って読んでみてください。
 と言うしかありません。

 もしくは、①の気持ちがわかない方は、そもそもオリーブオイル
 にあまり興味が無いようですので、
 
②もうこれ以上無理してお付き合いいただかなくても結構です。
 と申し上げるしかありません。  


    

もっとオリーブオイルの事を知りたくなったと思われた方は、
このまま読み進めて頂ければと思います。

 

「最高級のオリーブオイルは、エキストラバージンオリーブ
オイル」と言う表現は、オリーブオイルの品質の国際基準を
前提としたときに合理的であり、厳密な判定がなされると
何となくわかって頂いた方に残念なお知らせをしないと
いけません。

 

オリーブオイルの品質の国際基準(IOC基準)は、日本では
ほとんど知られていません。Googleで「IOC」と検索しても
国際オリンピック協会は何ページも出てきますが、国際オリーブ
協議会は一向に出て来ません。検索する人がいないということ
です。

 

オリーブオイルを販売している多くのお店で、この国際基準
(IOC基準)のことを聞いても、たぶんほとんどのお店の方は
答えてくれないと思います。知らない方がほとんどと思いますし、
知る必要性も無いからです。だって、国内基準さえ守っていれば
何も問題が無いのですから。

 

 

世界のオリーブ生産国の97%が所属し、オリーブオイルの
品質についての唯一の国際基準である「IOC基準」のことを
日本ではほとんど知られていない。

 

「うそでしょう!」「そんなこと信じられない!」と思われる
かもしれませんが、これが今オリーブオイルが大人気の日本の
市場の実態です。

 

「これが本当なら、なぜ日本ではこんなことになっているのか?」
と疑問に思われる方がいると思いますが、この「なぜ?」に答える
のはまた別のコラムでにしたいと思います。一言では述べられない
からです。

 

1つだけこの「なぜ?」に答えておくと「日本人は、オリーブ
オイルのことをよく知らないまま、オリーブオイルと書かれた
商品を使っているから」です。 2項に少しだけそのことについて
触れましたので、もう一度眺めて頂ければ嬉しいです。

 

 

 

3-3、国際基準をクリアしたエキストラバージンオリーブ
オイルが最高級のオリーブオイル

 

 

このコラムのテーマ「オリーブオイル 最高級とは?」の
1つ目の答えを、まとめておきます。

 

オリーブオイルの品質を議論する上で、もっとも重要なのは
どんな品質基準をものさしにするかで、日本の国内でしか通用
しない基準では無く、オリーブオイルの唯一の国際基準である
IOCの国際基準を前提にすることが重要。

 

IOCの国際基準では、「エクストラバージンオリーブオイル」は
9つのオリーブオイルの分類の中で最も品質レベルが高いオイル
と定義されており、このオイルに分類されるためには、

 

・化学検査で酸度0.8%以下である事が必要条件となる。

 

・プロのテイスターが行う官能検査の結果「間違いのない
 エクストラバージンオリーブオイル」であると判定される
 事が充分条件となる。

 

「国際基準をクリアしたエキストラバージンオリーブオイルが
最高のオリーブオイル」なのです。

 

これは1つ目の答えと言いました。

 

 

「オリーブオイル 最高級とは?」への2つ目の答えは、
次の項でお話ししたいと思いますが、こんな中身です」。

「国際基準をクリアしたエクストラバージンオリーブオイルが
最高のオリーブオイル」ですが、この国際基準をクリアした
エクストラバージンオリーブオイルの中でもさらに品質の高い、
「最高級を極めるオリーブオイル」があるが、それはどんな
オリーブオイルかということです。

 

 

 

4、最高級を極めるオリーブオイルとは?

 

国際基準をクリアしたエクストラバージンオリーブオイル
の中でもさらに品質の高い「最高級を極めるオリーブオイル」
があります。それはどんなオリーブオイルなのでしょうか?

 

これを考える前に、そもそもオリーブオイルとはどのように
作られているのかという基本に戻り頭に入れておく必要があります。

 

「本物のオリーブオイル」とは、オリーブの木になるオリーブの実
絞って漉しただけの「オリーブのジュース」のようなものです。

 

ここでわざわざ「本物のオリーブオイル」と言ったのは、日本の
オリーブオイル市場には「偽物のオリーブオイル」が氾濫している
からですが、ここでは世界基準のエクストラバージンとして
選ばれるレベルのオリーブオイルを前提に、その中で最高品質の
オリーブオイルはどんなものかを考えるので、ここでは「偽物」
には触れません。

 

さて、オリーブオイルの品質を上げるにはどうすれば良いでしょうか?

 

それは、シンプルに2つです。

 

 

「良い材料を使う」ことと、「材料の良さを壊さないつくり方を
採用する」ことです!

 

 

◆良い材料を使う

 ・農薬を使わない栽培方法かどうか? 
 ・品質の良いオリーブの産地の材料か?
  ーギリシャのカラマタ地方は、EUで原産地呼称保護されるオリーブの
    名産地です!


 
・品質の高い品種か?
  -コロネイキ種などは、ギリシャの伝統品種で、
品質がとても高く
    高級オイル抽出品種と言えます。


 
・単一農家が自信を持って育てる最高品種(シングルエステ
  ート)は希少で、市場に多くは流通しませんが高品質です。

 

 

◆材料の良さを壊さないつくり方を採用する

 ・オリーブの実は、採取から時間が経過すればするほど
  酸化が進行します。
実を採取してすぐに、または遅くとも
  採取してから24時間以内に搾油することが理想。


 ・オリーブの実を潰す工程で、出来るだけ熱を加えない方法
  を採用する。
コールドプレスという搾油方法です。
 

 

品質の高いオリーブの実を、採取から出来るだけ短時間の内に
熱を加えないコールドプレスで搾油したオリーブオイルを探すと
「最高級を極めるオリーブオイル」を見つけられる可能性が
有るということです。

 

国際基準を充たしたオリーブオイルにたどり着いて初めて、
更に「最高級を極めるオリーブオイル」を見つけられる可能性
が有るということです。

 

一般の皆さんは、ここまでたどり着くのは簡単ではなく、至難の
業だと思います。もうお分かりの通り、IOCの国際基準そのものが
この日本では認知されていないからです。

「そしたら、どうしたらこんなオリーブオイルを見つけられる
のか?」こんな感想が聞こえて来そうですね?

 

日本ではほとんど認知されていないオリーブオイルの国際基準や
無農薬やコールドプレスなどの品質の良いオリーブオイルの
作り方などを丁寧に伝えようとしている会社やお店を探すこと
から初めてはいかがでしょうか?

 

大手のメーカーの商品やタレントのコマーシャルで有名とか、
デザインがかっこよく、値段が高級、などの判断基準で
オリーブオイルを選んでいては、いつまでたっても「最高級」
どころか「健康的なオイル」にはたどり着けません!

 

【補足】
・世界にはオリーブオイルのコンテストと言う、オリーブオイルの品質や
 味わいを競い、賞を与える品評会があります。この様なコンテストで
 トップクラスの賞を取るオリーブオイルの中には、最高級のオリーブオイル
 をさらに何種類かブレンドし、より良い味わいを創り出すという工程を経た
 オリーブオイルが存在するとのことです。
・この手のオリーブオイルは、あまりにもマニアックでお金に糸目をつけず
 賞取りのためにだけ創り出された一部の層向けのオリーブオイルであるため
 このコラムの対象には入れておりません。まずは、普通の消費者でも近づける
 「最高級のオリーブオイル」に焦点を当てましょう!

 

 

 

5、ギリシャ屋ミルストーンのオリーブオイルについて

 

 

 

ギリシャ屋ミルストーンは、2016年1月から私個人が始めた
ギリシャ産の
オリーブオイルの販売を専門にしたお店です。

 

私自身は、それまで永くICT関係の会社に勤めていましたので
食品業界にもオリーブオイルにも全く関係の無かった、畑違いの
人間です。

 

そんな畑違いの私が、どうしてギリシャ産のオリーブオイルの販売を
始めることになったのか?

その答えは次の2点でした。

 

1、日本のオリーブオイル市場は、偽物だらけのひどい市場で
  あることを知ってしまったこと。

 

2、たまたま知り合った日本在住のギリシャ人・アンドレアスの
  実家は
ギリシャのオリーブ農家で、ここのオリーブオイルは
  大変素晴らしいこと。日本にこれを広めたいと思ったこと。 

 

ギリシャ屋ミルストーンは、個人が始めたお店ですので資金力も
無く、アイドルを使った宣伝なども出来ませんので、知名度は
ほとんどありません。

 

ですが、スーパーマーケットなどで大手が販売するオリーブオイル
とは違い、間違いの無い調達ルートから、毎年しっかりとオリーブ
オイルの国際基準をクリアした「本物のオリーブオイル」だけを
仕入れて、心を込めて販売しております。

 

ギリシャ屋ミルストーンがメインで販売している「カラマノリ
 ミルストーン」は、IOCの国際基準の認定を受けた正真正銘の
エクストラバージンオリーブオイルです。



 

た、正真正銘のエクストラバージンオリーブオイルの中でも、
トップクラスのオリーブオイルと自信を持ってお勧めできます。

 

その理由は、次の通りです。

 

世界最高品質で名高いギリシャ・カラマタ地方産の無農薬で
シングルエステート(単一農家、単一品種)のオリーブの実を
使い、熱を加えずコールドプレスで搾油したオリーブオイルを
商社を通さず、連携事業者・アンドレアスが直輸入している
オリーブオイルだからです。

 

その品質と味わいは、一度味わって頂ければきっと分かって
頂けると信じております。是非一度お試し頂ければ嬉しいです。

 

 

※「ギリシャ屋ミルストーン」の経緯や「カラマノリ ミルストーン」の良さ
 については、昨年の年初の以下のコラムに詳しく記述しています。
 「(あらためまして)うちのオリーブオイルのこと」
 ☛https://olivemillstone.jp/#genuine-olive-oil

 

 

 

世界基準で厳選した「本物のオリーブオイル」を日本の皆様へ

ギリシャ屋 ミルストーン 公式HP

ギリシャ屋 ミルストーン

「本物のオリーブオイル」に徹底的にこだわり、世界最高品質と言われるギリシャ・カラマタ産をはじめ、ほとんど日本市場には出回らない希少なシングルエステート(単一農家)のオリーブオイルを提供しています。IOC(国際オリーブオイル協議会)の認証を保有し、ミシュラン星レストランなどでも愛用されています。

世界基準で厳選した「本物のオリーブオイル」を日本の皆様へ