記憶に残したい2018年FIFAワールドカップ
記憶に残したい2018年FIFAワールドカップ
2018年7月3日、午前5時過ぎ。2018年FIFAワールドカップでの
日本代表の活躍の幕が閉じました。
普段サーカーの試合などほとんど見ない私ですが、今回のワールドカップは
日本代表はもちろんの事、ワールドレベルの高い技術を持った選手の試合を
毎日みているうちに、毎日の生活で「無くてはならないもの」になって
いました。
日本が活躍した試合のあと、TVでは毎回サポーター達を映し出し色々な
コメントを拾っていますが、自分の子供や更に若いと思われる若者達をみて
「日本の代表をこんなにも熱く応援している。」「自分も今、同じように
日本代表の一挙手一投足に興奮し、喜び、悔しさに顔をゆがめているでは
ないか?」と感じ不思議な気持ちになりますが、ワールドカップという
イベントの不思議な魔術なのでしょうか?
やはり、年齢など違いは有っても「仲間の頑張りに、心が燃え、ドーパミンが
爆発する」からなのでしょうか?
そして今朝、7月3日の早朝3時、日本代表のベルギーとの決勝トーナメント
でのゲームを迎えました。
家族から「夜中にTVを見られたら、うるさくて眠れないし近所迷惑なので
見るのはやめて欲しい。」と釘を刺されていましたが、どうしても生で
見たいと思い、いつもはお酒を飲んだくれている21時にはベッドに入り、
2時過ぎにはピシッと起床。自室のパソコンでNHKのネットTVを見つけ
観戦する事にしました。自分ながらすごいモチベーションだと思いました。
3時キックオフで先程5時過ぎに終了したばかりです。まだ興奮しています。
残念ながら3:2で負けてしまいました。前半を0:0で終え、後半に入り
2点先行したときは「もしかしたら勝てるか?」と思わず立ち上がっていて、
ドーパミンMAXになっていました。
ところが長い残り時間、ベルギーは世界3位の本当の力を見せつけました。
能力がものすごく高いメンバーばかりが、全員攻撃で空きなく攻め込んで来る!
怒涛のような次々と繰り出す攻撃の連続。ベルギーと言うチームの凄さに
驚きあきれ果てているうちに、次々にゴールを決められていました。
もう少しでロスタイム終了で延長まじかというタイミングで、本田のCKから
あっという間に逆襲され、3:2に逆転され負けました!
これでも何本かのゴールを、ゴールキーパーの川島のスーパーセーブ連発を
はじめ、長友達の体を張った守りで防いでの結果です。本当に100%以上の
実力を出し切った結果だと思います。本当に良く戦ったと思います。
2時間の間、瞬きもしないで、大声を出しそうになるところは手で口を押えて
の観戦。原口、乾の連続ゴールには、思わずパソコンの前で両腕を突き上げて
いる自分がいました。朝からもう少し疲れていますが、日本代表が持てる力を
出し尽くし世界3位のベルギーに善戦してくれたので、すがすがしさも感じて
います。ベルギーが本気で向かってきた事も含め、感動しました!
試合を振り返り、世界ランキング3位のベルギーというチームの底力の凄さ、
もの凄く良く分かりました。また、日本代表チームは、監督交代からの短期間で
良く気持ちのまとまったチームに創り上げて来たことと、個人の実力レベルが
ここ数年間で相当世界のレベルに食い込んで来たと感じることが出来た
ゲームでした。
最初に原口と乾が取ったゴールは、嬉しく、気持ちよく、凄く興奮しました。
試合後2人とも、悔しさを抑え切れず涙が止まらない様子でした。
どんな気持ちで試合終了を迎えたのだろうか? いろいろ想像しているだけで、
私ももらい泣きしそうになりました。
「パス回し」で批判されたポーランド戦。TVの解説者の多くのコメントにより
「決勝戦進出のための必要な戦術であった」と自分では頭を整理しようとした
ものの、何日たっても何となく「でも子供達には、潔い日本代表の姿を見せて
欲しい。」との気持ちを捨てきれない、ぐずぐずじている勝手な自分がいました
が、今日のゲームで「日本の凄さ」を世界に見せつけてくれて、何だかすっきり。
「感謝」という気持ちがこみ上げてきました。
「記憶に残したい2018年FIFAワールドカップ」
サッカーの素人なので、これ以上個別のコメントなどしても意味が有りません
ので、ゲームを終えての自分の気持ちをとどめておくことにします。
『目的に向かって精一杯やれることをやって、
常に前を向いて行こう!』