エクストラバージンオリーブオイルは酸度がポイントになります!
エクストラバージンオリーブオイルは酸度がポイントになります!
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オリーブオイルを購入するならできるだけ質の高いものを美味しく食べたいものです。購入するときには酸度が重要なポイントになります。オリーブオイルは高級になればなるほど酸度がとても低くなります。ぜひ参考にしてみてください。
オリーブオイルの質を決めるのは酸度!
最高級のオリーブオイルを選ぶときの目安は酸度です。酸度という言葉を聞くとワインなどの酸味をイメージする人がいるかもしれませんが、それだけではありません。オリーブオイルというものは脂肪酸とグリセリンが結合した構成をしています。オリーブオイルの実の状態が最もしっかりと結びついていますが、オイルになると脂肪酸とグリセリンが少しずつ遊離していきます。
その脂肪酸が遊離し続けると酸化するようになります。したがって、遊離した脂肪酸が多ければ多いほど酸化し、少なければ少ないほど酸化しにくいわけです。酸度とはこの脂肪酸がオリーブオイルの中でどれくらい遊離しているのかを示しています。酸度が低ければ低いほどクオリティが高いです。たとえば、エクストラバージンオリーブオイルの場合は、国際基準では酸度0.8%以下と非常に低いものが求められます。
選ぶ上で重要なポイントは他にもある!
ただし、注意するべき点もあります。エクストラバージンオリーブオイルよりも酸度が低いオリーブオイルもありますが、風味の質が低いものもあります。その典型的なものが化学処理をしているオリーブオイルです。化学処理をすれば酸度が低くて無臭のオイルを作ることができます。酸化防止はできますが、風味が決して良いわけではありません。そのため、酸度は高級かどうかを選ぶ上で非常に重要な目安になりますが、決して酸度が低いことだけで美味しいオイルであるという意味ではありません。
また、オリーブオイルのクオリティはオリーブの果実で決まります。どのようなオリーブを原料にしているかどうかも重要なポイントになります。本物のエクストラバージンオリーブオイルでは農薬を使用しない健康的なオリーブが原料になっていると考えて良いと思います。他にも、生産国や生産地の明記を見ることも大切です。ヨーロッパに多く見られることですが、オリーブにはブランドがあります。オリーブがある一定の質をクリアしていることを証明しているものが多いです。ギリシャのカラマタ地方は、世界最高品質のオリーブの産地として有名です。生産国や生産地を見てオリーブの質を見極めることもポイントになります。
まとめ
オリーブオイルは酸度が要になります。エクストラバージンオリーブオイルは酸度が0.8%以下で脂肪酸の酸化があまり進んでいません。そのため、美味しく食べることができます。もちろん、オリーブの実のクオリティや生産国や生産地なども見るべきポイントとして重要です。
世界基準で厳選した「本物のオリーブオイル」を日本の皆様へ
ギリシャ屋 ミルストーン
「本物のオリーブオイル」に徹底的にこだわり、世界最高品質と言われるギリシャ・カラマタ産をはじめ、ほとんど日本市場には出回らない希少なシングルエステート(単一農家)のオリーブオイルを提供しています。IOC(国際オリーブオイル協議会)の認証を保有し、ミシュラン星レストランなどでも愛用されています。