オリーブオイルは赤ちゃんの健康を守ります!
オリーブオイルは赤ちゃんの健康を守ります!
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日本でも人気の高いオリーブオイルですが、その効果・効能の有効性については古代ギリシャ時代に遡るといわれています。実際に、ギリシャやイタリア、スペインなどの地中海沿岸では、オリーブオイルは古くから離乳食に使われていました。そんなオリーブオイルが持つ赤ちゃんへの効果について詳しく説明していきましょう。
母乳と同じ成分を含むため、小児学会のお墨付き
オリーブオイルの本場ヨーロッパでは、スペイン小児学会やヨーロッパ小児栄養消化器肝臓学会で、生後6ヶ月以降の赤ちゃんに摂取させることを推奨しています。エクストラバージンオリーブオイルは赤ちゃんによい油であることが承認されているのです。
オリーブオイルの中でも「一番搾り」のものをエクストラバージンオリーブオイルと呼びますが、このエクストラバージンオリーブオイルは、母乳と類似した成分を含んでいるためです。その成分とはオレイン酸です。母乳には赤ちゃんに必要な栄養源である脂肪酸がたっぷり含まれています。
この脂肪酸は体と脳の発育に欠かせないエネルギー源であり、このエネルギー源の50%を脂肪酸が担っているのです。エクストラバージンオリーブオイルに含まれる脂肪酸はオレイン酸で、とくに脳の神経系統を構築するのに役立つといわれています。赤ちゃんには、粉ミルクの瓶にエクストラバージンオリーブオイルを2~3滴入れてよく振り、ミルクとオイルが乳化してから飲ませてください。さらに卒乳後の離乳食期の赤ちゃんなら、一日に小さじ2~4杯のエクストラバージンオリーブオイルを飲ませるのがおすすめです。
赤ちゃんの便秘解消に、スルッと有効
オリーブオイルは食材としてだけでなく、常備薬としても大活躍してくれます。「天然の下剤」ともいわれ、赤ちゃんの便秘解消にも有効です。赤ちゃんはおなかが張ると機嫌が悪くなってむずがりますし発熱することもありますので、普段から気をつけたいものです。「今日は便の出が悪いな」思った日は、エクストラバージンオリーブオイルを小さじに1杯飲ませてみてください。オリーブオイルは小腸での吸収が少ないため、大腸までオイルの状態で届きやすいといわれています。大腸まで届いたオイルとともに便がスルリと滑り落ちて排便しやすくなります。赤ちゃんはまだ腹筋そのものが弱いので上手に力むことが難しく、排便できないことがあります。オリーブオイルはそんなときの心強い助けとなるのです。
安心で信頼できるものを選ぶ
赤ちゃんの体が健康に育ち脳がしっかり発育するためには、オリーブオイルが役立つことはお分かりいただけたと思います。今やスーパーの棚にいろいろな種類がズラッと並ぶオリーブオイルですが、まだ胃腸の働きが未発達な赤ちゃんには、「オリーブのジュース」と言われるような良質なエクストラバージンタイプを選ぶことが肝心です。安心と信頼のおける環境で製造され、オリーブオイル国際基準のIOC(国際オリーブオイル協議会)の認証を得ているものをおすすめします。
世界基準で厳選した「本物のオリーブオイル」を日本の皆様へ
ギリシャ屋 ミルストーン
「本物のオリーブオイル」に徹底的にこだわり、世界最高品質と言われるギリシャ・カラマタ産をはじめ、ほとんど日本市場には出回らない希少なシングルエステート(単一農家)のオリーブオイルを提供しています。IOC(国際オリーブオイル協議会)の認証を保有し、ミシュラン星レストランなどでも愛用されています。