ギリシャ屋ミルストーンは、オリーブオイルの値段を上げません!
こんにちわ。店長の桝谷です。
コロナ以降、なかなか発信出来る内容も少なく、久しぶりの発信になってしまいました。
本日、久々にお伝えしようと思い立ったのは、ギリシャ屋ミルストーンで
販売するオリーブオイルの値段を上げない事を決めた事を是非お伝えしたいと
思ったからです。
ご存じの通り、年初よりその金利政策の違いからドル円レートは極端に円安
になって来ました。年初の115円が、10/20には何と150円に24%も
下落。同様にヨーロッパでも金利UPの政策により、年初の131円が、
10/20には何と147円に12%も下落しています。
弊社はギリシャより毎年オリーブオイルを輸入をして来ますので、対ユーロの
12%下落がもろに輸入価格の高騰に繋がります。
また、ロシアのウクライナ進行による原油を始めとした各種エネルギー価格
の高騰やそれらに影響を受けた運送費などの高騰もあり、輸入商品をはじめ
ほぼすべての物価がもの凄く高騰している昨今です。
そんな環境下で、オリーブオイルの価格も大手を中心にここ1~2年激しく
値上がりしている事は、多くに皆様が実感されている通りと思います。
過去1~2年も、特にイタリアやスペインでは天候不順による価格上昇が
起きていますが、今年に入りその価格高騰は激しさを増しています。
下記の様な記事が有ります。
大手の主要な輸入国であるイタリアやスペインでは、天候不順による価格高騰
なども含めオリーブオイルは20%UPになっているそうです。
では、弊社が輸入するギリシャ産のオリーブオイルはどうでしょうか?
ギリシャでも、イタリアやスペインと同様に年によっては天候不順による
価格高騰や調達不安は有ります。但し、これまで天候不順によって価格アップ
をお願いしたことは有りません。
弊社は、連携事業者がギリシャ人のアンドレアスで、彼が毎年現地の農家と
綿密に連絡を取り合い、その年のオリーブの出来を確認し、不作の場合の代替調達先を、高品質を大前提として可能な限り価格に影響の出ない様に調整を図って
くれています。これは、トレーサビリティが確立出来ており、現地の原料の
品質と調達価格をコントロール出来ている強みだと思っています。
ただし、為替の問題と運送費などの高騰はどうしようも有りません。
弊社の場合は、為替と運送費を合わせると昨年より15%程度はコストアップ
になっています。
弊社のオリーブオイルの値段をどうするかについて、しばらく考えて来ましたが
結論としては「値段をあげず、今の価格を据え置く」ことにしました。
こんな事を言うと「バカじゃないの?」とか「だからビジネスがうまく行かない
んじゃないの?」とか言われそうですね?
私がこの様な結論を出した理由は、以下の様なものです。
為替について。今は極端な円安に振れているが、日本とヨーロッパの国の
金融政策によって将来も変動するものです。(もちろん、日本の経済力は将来に
渡り相対的に悪くなる可能性も有りますが)そのうちまた円高になると考え、
ジタバタしない事にします。
為替は無視したとしても、運送費などのコストアップが有りますが、
これも今回は目をつぶる事にしました。
振り返って約6年前、アンドレアスと初めて知り合い、彼の実家のオリーブ
オイルを試した時の感動、そして「こんなオリーブオイルを日本に広めたい」
と思いオリーブオイルの販売を始めたギリシャ屋ミルストーンです。
まだ、売れば売るほど赤字と言うほどでもないので、初心を貫徹し「広める
為にもう少し頑張ろう!」と心に決めました。
従って、これまでも世界最高レベルの品質で提供して来た弊社のオリーブオイル
ですが、相対的にみると「より有利に世界レベルの高品質のオリーブオイルを
手に取る事が可能。」となると思います。
これまでに「カラマノリ ミルストーン」を使って頂いた皆様、初めてこの
オリーブオイルを見つけた方、このオリーブオイルは「健康的で美味しいオリー
ブオイル」として自信を持って使って頂ければと思います。
【商品のご購入はこちらより】
1,このサイトの商品ページ
☛https://olivemillstone.jp/shop
2,ギリシャ屋ミルストーン楽天市場店
☛https://search.rakuten.co.jp/search/mall/?sid=378067
3,国内1厳しい基準を目指すオーガニックストア
「IN YOUマーケット」
☛https://inyoumarket.com/category/food/34-1FS?api=1
4,【実店舗】もぐもぐランド(八王子市片倉)
☛https://www.instagram.com/mogumoguland.vege/