アトピーにも効果的!改善のためのオリーブオイルの使い方
アトピーにも効果的!改善のためのオリーブオイルの使い方
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オリーブオイルには健康面や美容面など様々な方面への効果が期待されているのですが、その中のひとつにアトピーの改善効果があります。そこで今回は、オリーブオイルを使ったアトピーの改善効果やその使い方を紹介していきます。
オリーブオイルでアトピーが改善する?
アトピーはアレルギー性の皮膚炎として子供から大人まで悩みを抱えている人が多く、症状を抱えている人の特長や傾向として肌が乾燥気味であると指摘されています。この肌の乾燥が痒みを引き起こす原因とされているのですが、肌の乾燥を改善するのにオリーブオイルに含まれている3つの成分が効果的なのです。
特に注目されているのが「オレイン酸」と呼ばれる成分で、摂取すると体内の悪玉コレステロールを排出して血液の新陳代謝を促進してくれます。悪玉コレステロールは肌の炎症を引き起こす原因と言われているので、効率よく体外に排出すれば自然とアトピーを悪化させる炎症を改善できるようになります。さらにオレイン酸には肌のターンオーバーを促進する効果もあるので、アトピーの改善におすすめされているのです。
他にもオリーブオイルには「ポリフェノール」が豊富に含まれており、肌の乾燥の原因である活性酵素を除去してくれる効果が期待できます。またオリーブオイル自身にも皮脂の分泌を適切に調整してくれる効果があるので、肌に塗ればアトピーによって過剰もしくは不足している皮脂の分泌をコントロールしてくれるわけです。
これらの3つの効果から、オリーブオイルはアトピーの改善効果が高いと言われて注目を集めています。
どんなオリーブオイルでもいいわけではない
注意点として、アトピーを改善するために利用する際にはオリーブオイルであれば何でもいいというわけではないとされています。
実はオリーブオイルには食用とスキンケア用の2種類のものがあり、中にはどちらでも利用できるものもあります。スキンケア用は肌に塗るため、オリーブオイルに香料など他の成分を加えて付加価値を付けた商品も多く値段も食用に比べてかなり高いです。一方食用のものはスーパーなどでも手頃な値段で手に入りますが、アトピーの改善に効果のあるものという観点では、どのオリーブオイルでも良いというわけではありません。オリーブオイル本来が持つオレイン酸や各種ポリフェノールを豊富に含む「本物のオリーブオイル」を使う必要があるのです。化学的に精製された市販の安価なオリーブオイルを使ってしまうと、アトピー改善どころか肌にとって刺激が強すぎたりトランス脂肪酸を肌に塗ってしまう悲惨なことにもなりかねないため、注意が必要です。
それを踏まえておすすめできるのが、オリーブオイルの品質の世界基準(IOC基準)を充たした「エキストラバージンオイル」で、スキンケア用としても食用としてもどちらにも利用できます。オレイン酸は60%~80%程度含まれていることがIOCの認定機関の
化学検査で証明され、もちろん人間の肌にも優しく食用としても抗酸化力など健康効果が認められます。
ただしいくら良い品質のものでも、管理状態が悪かったり古くなっている場合る場合、肌に塗るとかぶれてしまう恐れがあるので、ボトルの蓋を開けたあとは直射日光を避け常温(15°~27°)で保管することが大事です。
アトピー改善としてのオリーブオイルの使い方
アトピー改善としてのオリーブオイルの使い方には「肌に塗る」方法と「食用として摂取する」方法の2種類があります。肌に塗るスキンケアとして使う場合は、入浴後または洗顔後にオリーブオイルを小さじ1杯ほど体や顔などアトピーが気になる部分や乾燥している部分に塗ります。塗る時にはこすり付けるのではなく優しく撫でるようにすると、肌のバリア機能が維持できるようです。
また食用として摂取する場合には1日大さじ2杯までとして、サラダにかけたりサラダ油の代用品として3週間ほど使用していきます。特にサラダ油はリノレン酸と呼ばれるアトピーによくない成分が含まれているので、代用するだけでかなり効果が違うと言われています。
オリーブオイルで手軽にアトピー改善を
オリーブオイルに含まれている成分は、体の内外からアトピーを改善してくれる効果を持っているものがたくさんあります。そのためスキンケアとしても食用としてもどちらからも使っていけば、より効率よくアトピーの改善効果が期待できるのです。
世界基準で厳選した「本物のオリーブオイル」を日本の皆様へ
ギリシャ屋 ミルストーン
「本物のオリーブオイル」に徹底的にこだわり、世界最高品質と言われるギリシャ・カラマタ産をはじめ、ほとんど日本市場には出回らない希少なシングルエステート(単一農家)のオリーブオイルを提供しています。IOC(国際オリーブオイル協議会)の認証を保有し、ミシュラン星レストランなどでも愛用されています。